第3話

お昼を大幅に過ぎた私たちでしたが、まともな昼食を食べられないまま”ひたすら移動”。
予想以上に北海道は広いのだ!
それに、この後大沼公園でミスターが絶叫した”大沼だんご”を食べてみたいし、その後は森駅の”いかめし”も食べたいので、
正直、他の物を食べてお腹を満たす事など出来ないのである。

大沼公園に到着。早速沼の屋さんでゴマ餡+しょうゆ一折と、あんこ+しょうゆ一折を購入し食す。

実はきみぞおさん、甘い物がミスターと同じくらい苦手なのですが・・・。
ここまで空腹だと何でも食べられるということが判明!(もちろん半笑でしたが・・・)よかったよかった。

大沼公園で自転車に乗る邪魔くさい高校生たちを追い抜き車は森駅を目指す。
時刻は15時を過ぎ、洞爺湖の17時チェックインには間に合いそうもない。
気持ちはあせるものの安全第一、法定速度を遵守し森駅に到着すると時刻は16時になっていた。

大沼だんごだけでは到底お腹が満たされていない我々は、いかめしを売っているキヨスクに向かう。
しかし、
当たり前のように『売り切れ』の札。仕方なく甘栗とトッポを買い車に戻る・・・。

予約している宿に遅延を連絡するとまもなく高速道路、この旅初めての高速はものすごくスピードが出ている感じを覚えました。
まぁコンパクトカーで100km/h出すのだから速度は早く感じますよね。

18:30宿に到着。この日の宿はこの旅”最初で最後”の2食付の宿。

他の滞在地には美味しそうな外食の出来る店があったのだが、洞爺湖には・・・。
良く調べもしないで言う事では無いのかも知れないけれど、2食付にして良かった〜と思わせる町並みでありました。
茶色にやや濁った温泉につかり、”いかにも”温泉旅館という夕飯を食べ20:45。洞爺湖名物の花火大会が始まりました。
このイベントは夏ばかり行われがちな花火大会が秋のこの日も見ることが出来たので有難い。
各ホテルの部屋の窓から花火を正面に見られる時間は10分程度だったのですが、退屈な夜を過ごさないで良いこのイベントには感謝でした。
21時過ぎからは部屋にいながら夢心地の出張マッサージ
この日は繁盛していたらしく、僕ら二人に対してマッサージ師は一人。
『大変でしょう?』なんて聞いたら『多い日には6、7人マッサージするので大丈夫です』だって。素晴らしい!
二人のマッサージが終わった頃、テレビでは”おにぎりあたためますか”。

ファンタンの海外プロモーションの模様を見てから熟睡。
やはり布団の上で寝る方が落ち着くなり。