2008年の夏休みは”おさる”と”くまお”を連れて、涼しい北海道に撮影旅行と洒落こみました。
撮影旅行といいながらもカメラ機材はオリンパスのデジカメと、
旅の三日前にヴィレッジバンガードで購入のbabyHOLGAというトイカメラで とても簡易的なもの。。。
1890円(フィルム1本つき)にて購入。
とはいえ、
今まで肩肘張ってハンディカムに8時間耐久のバッテリーを持って出た
数年前の旅行に比べると、少し大人になった感じがするので我ながら驚きます。

※トイカメラで大切な所に行く場合は、一応キチンとしたカメラの併用をお勧めします。

babyHOLGAはかつて流行ったポケットカメラの110(ワンテン)フィルムを装てんするのですが、
不安を感じるよりも、やってみた方が早かった!
なにしろカートリッジ・タイプなもので、すぐにスタンバイが出来ました。
旅に出る前にオフィスや街で数枚撮影をしてみたのですが、
ファインダーがプラスティックの折りたたみ可能の枠ですので
果たしてうまく撮れているのかは、現像に出して帰ってくるまでわかりません。
35ミリのフィルムであれば数時間で仕上がりを確認できるのですが、
babyHOLGAは110フィルムですので、 最寄のカメラ屋では5日を要するとの事!
ですので、
テストもそこそこに一路”試される大地”北海道に旅立ったのでした。


なんか塔より手前のオッサンに注目が行く画になっています。

今回立ち寄った場所としては・・・
Day1 東京から空路にて北海道 空港〜電車にて札幌
Day2 札幌からレンタカーで砂川、旭川、旭山動物園
Day3 旭川からレンタカーで美瑛、富良野
Day4 旭川からレンタカーで夕張、札幌にてレンタカー返却 札幌ドーム
Day5 札幌市内 札幌ファクトリーにて買い物 札幌ドーム
Day6 札幌から電車で恵庭ビール工場〜空港 空路にて東京

上記のとおり。 私の希望、札幌ドームでの野球観戦と、きみぞおの希望、ビール工場を絡めたプランとなりました。



岩見沢
ばんえい競馬の銅像が迎えてくれるPA。
本当は黄色とオレンジの花をメインに撮ったつもりだが・・・。
夕張などメロンの産地が近いためか、生絞りメロンジュースや、ソフトクリームも充実。

砂川
テレビ番組にて高速のサービスエリアにスープカレーを出すお店があるということを知り、砂川SAへ。
子供の遊具施設のあるハイウェイオアシスが併設されているも立ち寄らず、
あくまでも食堂のみを利用。
東京圏だとPAといった規模の食堂に880円というお値段で野菜・海鮮メインのスープカレー。
厨房設備の都合か素揚げではない野菜がどどんと投入!
スープもスパイシーさは薄く、マイルドなカレースープの印象。
また、SAゆえに辛さの指定などが出来ないのは残念だが、
心温まる旅行初のスープカレーとして完食をした。


現像してみてびっくりの、ライス中心のスープカレー画

旭山動物園

旭川の市街地から10キロは離れているだろうか?
最近の情報誌などの大きな見開きなどから 巨大な動物園の印象が一人歩きしていたのだが
想像が大きいだけに実際の現地は少し小さく感じた。
お子様方の夏休みとは外したスケジュールにしたためか、
人気のブースも15分もすれば見られる環境だったので 大変助かったが、
8月の灼熱の太陽の中でこれ以上の入場者がいたら・・・と、想像するだけでも怖くなった。
敷地はそれほど広くないが、噂どおりの展示方法で納得、満足出来ました。
構造物が立体的で、ホントに動物の生息圏の間近まで歩いていける印象には驚かされました。
チンパンジーに至っては人間の渡る透明チューブの上を闊歩していて、
顔を床にこするチンパンジーを下から見られる場所は 他には無いのでは?と、関心しきりでありました。


何に向かってシャッターを切ったのかと思ったのだが
アザラシの胴体が若干左隅に写っていました(汗


「望遠」のある最近のカメラが懐かしい。

これ以上ない晴天ですが、プリントしてみればご覧の通り。

個人的なベストショット!どう撮ったんだろう?

美瑛・富良野
ポテトチップスに美瑛産との表記を見たことがあるものの、
実態のつかめなかったその街を今回目の当たりにしたのだが、
かつて出かけたカナダ・プリンスエドワード島を髣髴とさせる壮大な大地に圧倒され、
そして感動しました。


このお庭の外周をバギーで走ることが出来ます。

なんとも『惜しい』一枚。
おもちゃファインダーは覗いたつもりだったが・・・。



街道沿いにたびたび現れる手入れの行き届いた草原はまるで映画の主人公になったような優越感で
残念ながら時期の終わっていた大量のラベンダー見たい人を除けば、9月の北海道はとても良いです。
ラベンダーは終わって(ごく少量は見られました)いても紫のサルビアが来た人を心地よく迎えてくれます。
街道の随所が撮影に最適に思え、なかなか富良野方面に進めず”うれしい苦労”をしましてたどり着いたのは一軒のワイン工場
コチラでは運転手以外が大いに楽しめる試飲が大好評!
フルボトルでも2000円しない価格帯や、
ワインラベルを自作(工場のメールアドレスに写メを送信orSDカード)出来る点がうれしい。
かくいう私も自分の携帯に入っていた画像を転送し、オリジナルボトルを姉宛に送ってみた一人。
ラベル変更が無料で、送料も比較的お安いので、まとめ買いして送るのも良いかも知れません。

富良野(北の国から)
500円かかりますが、ドラマ・北の国からの資料館が駅前にあったので入場。
ドラマ自体はたいして見たことは無いのだが、
台本や衣装・セットなど貴重なものが多数展示されていましたので
お値段が決して高くない資料館だったという印象。

箱物つながりで書かせてもらうならば、夕張も13館ぐるっとパス3150円のみというセット販売だけでなく、
単館でも入場できる仕組みを作らないと、お客さんを逃がす結果になると思いました。
実際僕らは逃げたわけですが、
数時間の立ち寄りしか想定していないのに1館も13館も同じ価格設定では・・・入れません。

黒板五郎の家が点在する山奥に向かう前に
ガイド誌などで有名になったオムカレーを食したいところだったのだが
美瑛で時間をかけてしまったので、駅弁をぱくついて再出発することとなった。
※Holgaでは撮り忘れたのでデジカメの写真となります。
しかし、なぜトントロが富良野の駅弁なのかはいまだ解からず・・・富良野出身の男に今度聞くとしよう。



写真を撮るのに最高な一日、最後は黒板五郎の家。
大自然の中にセットを創るという映画並みのこだわりがあったからこそ、
今でも建物をそのまま展示できるんですよね
カキワリのセットだったら当然ここまでの事は出来ませんから。

旭川
夜にしか行動しなかったのでたいした写真はありませんが、
旭川の二日間気持ちとお腹を満たしてくれたお店(居酒屋)をパチリ。
※Holgaでは写らなかったので、携帯の写真となります。
なかなか出回らない”ホッケの刺身”が秀逸。クリームコロッケは想像を超えた大きさ。旭川のお酒”男山”もうまし。

サッポロファクトリー

今回もしかしたら一番お世話になった施設かも。
一日だけ予算の都合で泊まった保養所のお風呂に入りたくない時や、
きみぞおが買い物をしている最中に2条館4階のSaliaを使わせていただきました。

本来の入館料は1950円らしいのですが、
カップルプランや割引カードの類を使用すると、相当お安く利用できます。

前回来た時にはHTBドラバラ鈴井の巣「マッスルボディーは傷つかない」にて登場の
キラメキン・エックスをスウィートファクトリーで購入した位の利用率だったのに、
今回は東急ストアまで含め、ほぼ全て見て回りましたね。
お向かいのカスタネットでお買い物が出来たのも良かったです。

それもこれもレンタサイクルのおかげに他ありません!
札幌〜すすきの間の移動はこれが一番です!!
今後他の街を散策する際にも「レンタサイクル」を調べてみたくなりました。
ちなみに・・・札幌駅近くではエスタ(ビックカメラ)横の駐輪場が、1日100円で便利でした。

狸小路〜大通〜札幌駅〜ファクトリーと
行動範囲広く、時間の節約も出来ました。

想像ではばっちり写したつもりが・・・。
面白いね。

札幌ドーム

北海道日本ハムファイターズの応援をしに2日間レフトスタンド。
チケットを取ってくれたFsファン様に改めて感謝であります!


応援席は人気があるうえに1500円と安価ですので、チケットを押さえるのも並大抵ではありません。
ビールはやはりサッポロが多かったですね、ただキリンやアサヒも見かけました。
球場内の食べ物として”頑固親父のカレー”を食べました。
※コチラはHolgaではなく携帯の写真となります。
北海道で初めて欧風カレーを食べられました。 トッピングも充実です。

肝心の試合は1勝1敗。
チャンステーマの”ジンギスカン”を初めて体感!
投手交代時もやり続ける応援なので、 正直次の日カラダにきました。

 

サッポロビール庭園駅 

サッポロビール北海道工場
最終日、千歳に行く前に途中下車して向かう。
前日までに予約をしておきましょう。 駅は無人なので、札幌で買った切符は車掌さんが受け取ってくれます。
また、出発する時には券売機が無いので、
ホームに置かれた出発地証明書を発券する機械から印字された感熱紙を受け取りましょう。

後乗りのバスを思い出しました。

ビール工場の見学と出来立てビールの試飲、
それとジンギスカン(屋外でも出来る様子)が目玉のサッポロビール北海道工場に到着。
工場は当然撮影禁止なので写真は無いのですが、
敷地内の遊歩道ではたくさんの写真を撮らせて頂きました。
サッポロクラシックと黒ラベルを飲み比べてみると、
クラシックの苦味や黒ラベルののど越しを体感でき、とても有意義でした。
ただ、グラス3杯までで、空グラス持参で次のビールに進めるので、きっちりとした飲み比べは出来ません。
ちなみに料金は無料で試飲時間は20分間です。
お土産コーナーにはかつてのサッポロ赤星印の栓抜きやビールキャラメル、
あと空港で品薄のじゃがポックルが普通に売られていてちょっと面白かったです。

もちろんジンギスカンも美味しくいただきました。

以上2008年9月の北海道撮影旅行の模様でした。

最後に110フィルムをビックカメラに出した際の基本データを・・・
今回のフィルム:コダック iso400
現像:富士フィルム 中5日のため(コダックだと10日かかると言われたため)
ネガ現像 ¥378- プリント \24-/枚